投稿者: admin
3回、4回同じことをしなくてもいいように仕組み化を考える。
鋼の自己肯定感を手に入れた理由
1.他人からの評価
まず、何かを決める時、人にどう評価されるかを気にして判断するのではなく、「もし天が見ているとしたら私にどうしてほしいだろう、私がどんな決断を下したら天は喜んでくれるだろう」という観点で考えることが習慣化された。自分は常に天にOKを出してもらえる決断、行動をしているという自負がある。だから、自分が下した判断を他人が評価してくれればもちろんうれしいが、評価してくれなくても落ち込むことはなくなった。
2.他人との比較における自己評価
稲盛さんは「才能を私物化するな」という言葉を使って、「我々一人一人にはなんらかの才能があり、それを世のために使え、私利私欲で出し惜しみするな」と解いている。私には私にしかできない天から与えられた才能がある。私がすべきことはそれを最大限世のお役に立てることだ……。そう考えて自分にできることを出し惜しみなく行動に移すようになってからは、他人と比較して自己肯定感が下がることもなくなった。
また、損得勘定で考える成功や失敗と、敬天愛人がベースの成功や失敗は180度異なる。損得勘定で考える成功は自分がすぐに得をすることだが、自分のことしか考えていないので視野が狭い。一見得をしているように見えるが、その先にあるさまざまな障害が見えていないので、長期的には失敗に終わりやすい。
一方で天が考える成功は、なるべく多くの人に恩恵をもたらすことだ。目先の利益に心を奪われることなく、天が喜ぶ成功を意識すると、視座が高くなり、結果としてより良い判断ができる。これを理解して実践するようになってからは損得ベースでの成功失敗に一喜一憂することはなくなり、本当の意味での成功を手に入れることが容易になった。
4.不測の事態
不測の事態は会社を経営していた私たちにも時折降り掛かってきた。例えば、12年間経営している間に私たちは二度訴えられたことがあった。以前の私なら慌てふためき、損か得かという狭い視野でしか判断できなかったが、敬天愛人で物事を判断できるようになっていた私は、極めて冷静に対処することができた。
稲盛さんから教えてもらった「絶対にやってはいけない」たった1つのこと、「損得勘定で生きること」をやめたことで、私は、仕事が好転していっただけでなく、何事にも振り回されることのない鋼の自己肯定感を手に入れることができたのである。
従来のブレストは非効率
・会議に参加しているほかのメンバーの存在に気兼ねしてしまうこと
・複数人で話していると思考停止しやすくなってしまう
●クレイジー8の手法
1.アイデア創出の参考になりそうな情報を収集。全員がそれを終えたら、ひとり3分のもち時間で、その時点での案をプレゼン
2.A4用紙の長辺を2回、短辺を1回折り、8つのマスをつくってください。そして自分が集めた情報やほかのメンバーから聞いた情報に基づいて、メンバーそれぞれが「個別に」アイデアを8つ考え、それぞれのマスへ書いていきます。このとき、1つめのマスに書いたアイデアを出発点に、全部で8つになるまでアイデアを膨らませましょう。ここで重要なのは「ひとつのマスにつき1分」で書くこと。1分という超短時間でアイデアを捻出することから、“クレイジー” と呼ばれているのです。
3、最後のステップでは、考えたアイデアを「匿名」で共有し、メンバー間で批評します。8つのうちいくつかのアイデアを選んで共有しても、すべてを共有してもかまいません。匿名で批評することで、メンバーの自由な発言が促され、最高のアイデアが生まれる可能性が高くなります。
●内向的な自分ー自我(自分はこうだと思っている自分)
大勢に発言するのが苦手
特定のグループで行動する
新しいことがしにくい
自分の意見をいうのが苦手
●嫌いな人 自己 (自己からの呼びかけ)
まとはずれな発言を続ける人
攻撃的な発言をするひと
オラつく人
●理想とする人 自己
タモリ
自然体、JAZZ
●なりたい理想(嫌いと好きな人の共通)
自分は前に出ずに人の良さを引き出す、メリハリのきくサーバントリーダーシップ
感情を表に出す
・嫌いな人、憧れ人は自己である
嫌いな人、要素はむしろ大切なものであり、切り捨てたもの
内向型の人の最高な人生は、巧みにに外向型を取り入れる(演じる)ことである。
今後の人生は、嫌いなものを自分に取り込んでいく人生
・小さな自分ー自我
大いなる 自己
嫌な人=過去の自分である
シュンペーターの新結合
1.新しい財貨(製品)
・消費者がまだ知らない製品、または品質など。
2.新しい生産方式
・新しい生産方式や取扱い方法など。フランチャイズ方式なども含まれる。
3.新しい販路の開拓
・従来の販売先ではない先など。
4.原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
・原料や半製品の新しい使い方など。
5.新しい組織の実現
・古い企業ではなく、新しい企業の出現など。
クリエイティブシンキング
クリエイティブシンキング(拡散思考)の心得
1. 質よりも量を出す
(ア) 出来るだけ多くのアイデアを出す(質にこだわらない)
(イ) スピード、ノリを大切にする(正確さにこだわらない)
2. 批判しない
(ア) 新しいアイデアを出すことに専念する
(イ) 他人のアイデアを批評しない
(ウ) 論理思考にとらわれない
(エ) どんな発言に対しても議論を始めない
3. 意外なアイデアを歓迎する
(ア) 常識にとらわれない
(イ) 的外れなアイデアも歓迎する
(ウ) 恥ずかしいという気分にならない(させない)
4. 参加者全員を公平に扱う
(ア) 意見に優劣をつけない
(イ) 参加者全員が発言できるようにする
5. 他人の意見を膨らませる
(ア) 他人の意見に変化を持たせてみる
(イ) 他人の意見をきっかけにしてアイデアを生み出す
(ウ) 複数の意見を足し合わせてみる
6. 楽しい雰囲気を作る
(ア) 高揚した気持ちを作り出す
(イ) 相手や自分自身を上手く盛り上げる
(ウ) 参加者同士が親近感を覚えるような状況を作る
(エ) エネルギーレベルを意識する
7. 直感に従う
(ア) 直感に従ってみる
(イ) 理由を深く考えない
(ウ) 流れに身をゆだねる
8. 落とし所を考えない
(ア) 無になる
(イ) エゴを出来るだけなくす